内田塾に行ってきました [つまてつの雀荘さんぽ]
先日の日曜日、本厚木よつば会にて麻雀連合μのツアー選手内田Tさんが多忙の中、内田塾なるものを 開催してくださいました。参加者は4名限定。
アルシーアール麻雀って知ってますか?
見栄張っても仕方ありません。私は知りませんでした。
以下、アルシーアールでぐぐって以下参照。
アルシーアル麻雀は、戦前日本で行われていた麻雀の通称です。訛(なま)って「アルシャール」とも言います。
これは太平洋戦争前に主流であった麻雀の通称です(現在ではほとんど行われていませんが、日本麻雀連盟やスポーツ麻雀など、一部で行われています)。
アルシーアルのアルは二、シーは十の中国読み。そこでアルシーアルとは二十二という意味になります(普通はアルシーアルが訛ってアルシャールと発音されます)。
そして第2次大戦前主流であった麻雀は、最低の得点となるアガリの場合、基本点(連底)が二十二点でした。
連底がそれより低いアガリには二十点というアガリがあります。しかし二十点のアガリは符底20符のみのアガリですからアガリ型は平和(ピンフ)に決まっています。
古典麻雀では食い平和の一翻ありでしたから、平和(ピンフ)のみ二十符のアガリは二倍され40符のアガリとなります。これが子のアガリであれば四倍されますから、得点は160点となります(親なら6倍されるので240点)。
ところが二十二符の役無しのアガリですと(古典麻雀には一翻縛りはありません)、二十二符を2倍にすることができません。そこでいきなり4倍するのですが、当時の日本麻雀は四捨六入法を採用していました(中国古典麻雀は精算法)。
そこで二十二符を4倍する前に四捨六入すると二十符になります。そしてこれをそのまま4倍すると結局、得点は80点となります。つまり二十点のアガリは160点になるのに、二十二点のアガリは、その半分の80点になってしまうわけです。
これは当時の最低点のアガリです。そこでこのような特徴をもった麻雀を二十二麻雀、あるいは単にアルシャールと通称したのです。
現在の麻雀を立直麻雀と通称するのは、これが現在の麻雀の特徴、つまり二十二麻雀には立直が無かったわけです。
このほか、一般高(イーペーコー)・三色(サンシキ)・七対子(チートイツ)・純全(じゅんチャン)・両般高(リャンペーコー)・緑一色(リューイーソー)などの役がありませんでした。もちろんドラは問題外です
昔の麻雀は満貫止まり立ったわけです。映画「麻雀放浪記」でドサ健が出目徳と勝負の際、現代の麻雀のように青天井ルールで打った場面はあまりにも有名ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=NEz6UeBmdTI
↑上は麻雀放浪記の動画の一部です。直接貼り付けたら重くなりましたのでクリックして飛んで下さい
このアルシーアール麻雀を題材に、内田T(μツアー選手)がオリジナルの教材として改良、指導して下さったものです。主だったルールは以下のとおり。
役なしでもあがれる
リーチなし、ドラ自体がなし、積棒なし、ツモピンなし
三色、イーペーコー、チートイツなし
親はあがり連荘、ノーテン罰符なし
原点(25000)より浮いたら勝ち、沈んだら負け
この麻雀の意とするものは聴牌読みなんだそうです。
半荘1回+東風1回やりました。内容はノー和了、ノー放銃で何も出来ず。(-_-;)
この日同卓したメンホンチートイツのN口さんはブログの中で
自分が打ったぬるい牌について記事を載せておられます。
私なんかぬるい以前に、ただふわりと打った牌、
意味もなく自分の都合だけで打った牌が1局ごとのオープン検証で
そのままズバリその時の心境を言い当てられたように指摘されてしまいました。
この時下家は聴牌 してると思いました?それともノーテンだと思いました?
気持ちはわかるけど、この局面でこんな牌をふわりと打ち出すと
相手になめられますよ。みたいな・・・
麻雀は4人で打つもの。飛び出したTOP者に対し、残りの3人は協力し合い
連荘を止めなければならない。
それにはそれぞれの信頼関係がとても大事だという事。
麻雀パラダイスロストのつかぴょんさんの記事にも同様にどうしたら
理解してくれるのだろう必死のメッセージがこめられています。
他にも押し引きについてや基本的な聴牌読みなど他にもいろいろご指導頂き
本当に勉強になりました。内田様、同卓者の皆様ありがとうございました!
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